ノートPCメモリ増築(増築前に確認するポイント)
ノートPCのメモリが不足していると動作が重くなります。
ノートPCの動作が重いと感じる場合はメモリの使用率を調べてください。
メモリが70%~80%を使用している場合は、メモリが足りていないことが多いです。理想は50%以内がよいといわれています。
ノートPCのメモリ増築するうえで確認するポイント
1.スロットの数
何個差し込めるか確認します。
<調べ方>
裏蓋を開けてみないとわからない場合が多いです。
2スロットあるものが多いですが、すでに埋まっている場合もあります。
2.現在のメモリサイズ
PCのプロパティより実装メモリ(RAM)の部分にて確認できます。
ただ4GBでも2GBを2枚差し込んでいる場合があります。
何GBのメモリが何枚差し込まれているか確認が必要です。
3.メモリの規格
これはもっとも重要で、これが異なると認識されず、お金の無駄使いになります。
ノートPCのメモリの規格はDDR4とDDR3LとDDR3があります。どの規格になるか確認します。
※注意
DDR3LとDDR3は間違えやすく、Lがついているほうは低電圧仕様となります。DDR3LのものにDDR3は利用できません。
ここまで調べれば、買うメモリを決められます。
<サイズを検討するうえでの豆知識>
デュアルチャネル
8GB1枚で8GBにするか4GB2枚で8GBにするかですが、4GB2枚で8GBしたほうが、動きは軽くなります。
サイズ違い
8GBと2GBにした場合、各2GB(4GB)しか動かないのでは?と質問を受けることが多いですが、8GBの残り6GBはシングルで動きますので、計10GBとして動きます。
おすすめメモリ
DDR4_8GB
DDR4_4GB
DDR3L_8GB
DDR3L_4GB
DDR3_8GB
DDR3_4GB
補足ですがノートPCとデスクトップPCでは
メモリの仕様が異なります。
ノートPCはS.O.DIMMという規格なります。
(見た目が細長いのはS.O.DIMMではなくデスクトップPC用です。)
メモリでどれくらい速くなるのか?
1.起動時間
2GB 81秒
4GB 54秒
8GB 52秒
16GB 49秒
2.ZIP圧縮
2GB 23秒
4GB 16秒
8GB 15秒
16GB 12秒
Windows10を使用している場合は最低4GBは必要です。
8~16GBあるとベストです。