あらゆるストレスに対応する打たれ強いメンタルの作り方
ネガティブな気持ちになったときにポジティブな気持ちに転換するにはどうすればよいのか打たれ強くなる技術を紹介します。
感情コントロール
感情に振り回されずパフォーマンスを上げるには?
ネガティブな感情も肯定して原動力にする。
(例)迷ってる。困ったな。不安だ。→そうか!「不安」なのは情報収集が不足しているからだ!
4つの側面から感情をデザインする
1.意識
上手くいっている場面をイメージして行動するようにします。
「どうせダメだろう」と思いながら行動すると本当に上手くいかなくなります。
2.言葉
「これでどういう成長ができるだろう」と、頭の中で自分に質問するクセをつけるようにします。
「なぜ、しなくちゃいけないの?」だと「したくない」という言葉も出てしまいます
3.身体
運動したり姿勢をよくしたりする事で、脳に良い刺激が伝わり脳が生み出している感情も好転します。
4.自信
自信がないと「自分にはできないんじゃないか」と心が乱れます。
自分に自信を持つには、自分に何ができるかを把握することが大切です。
人間関係
人間関係をストレスフリーにするには?
意識を他者に向けて「プラスの刺激」にする。
4つのポイント
1.何かの集まりは他者から刺激を受けて成長する場
自分だけ努力で成長しようとしても限界があります。自分とは違う価値観が自分を成長させてくれます。
2.まずは薄い話で信頼関係を作る。
信頼関係がないのに、内容の濃いテーマについて話すのは難しいです。どうでもいいような話をするのが、実は重要です。
3.自分がどう思われるかは気にしない。
好かれたい、どう思われているのか気になる。というのは当然であるけど、そればかりではストレスになります。意識を相手に向けることがストレスフリーになる秘訣です
4.DESC法を使って受け手の印象をよくする。
(例)
DESC法なし
「忙しいから無理です」
→印象は悪くなります。
DESC法あり
「XXXの件ですが、締め切りは今週中でしたよね」(事実)
「現在、XXXとXXXも抱えていて少々困難です」(感情)
「Aさんに代わってもらうことはできますか?」(提案)
「来週末まで待っていただくという方法もあります」(代案)
→印象は良くなります。
苦境脱出
Q 感情の「負のスパイラル」から脱け出すには?
A 「立ち直らなければ」と自分を責めてはいけない
落ち込んだ時の基本姿勢
1.落ち込むところまで落ち込む
→どん底まで落ち込めば、あとは浮上するだけです。
2.心の中の暗い気持ちを外に出す
→1人は見えなかった要素が把握できます。
3.ノートに悩みを書き出す
→自分を客観的に見つめる事で自分を取り戻すきっかけとなります。
4.意識を別の所に向ける
→人の役に立つことに没頭すれば嫌な気持ちを忘れられます。
自己肯定感を取り戻せば苦しい状態から抜け出せる!
自分に意識が向き続けていると…
→「苦しんでいる自分」「落ち込んでいる自分」ばかりで頭がいっぱいになる
→「負のスパイラル」に陥ってしまう
他人に意識を向け、役に立つことをすれば…
→他人から「ありがとう」という機会が生まれる。
→自己肯定感が生まれて、「苦しんでいる自分」「落ち込んでいる自分」がいなくなる。
引き返せる決定ならどんどんすればいい。
意思決定はできるだけ早いほうが良いです。どう判断すればいいか悩んでいるなら、「引き返せる決定」か「引き返せない決定」か考えるとよいです。
疲労回復のための休日の4つの習慣
1.日中ダラダラ過ごすのではなく、一度は外に出ましょう。
充実感のある体験記憶を残せず、「無駄な1日を過ごした」とマイナスイメージが残ると、逆に疲労感につながります。
2.仕事や勉強を少しだけやりましょう。
充実感に繋がるうえ、小さな目標を達成すれば、脳の報酬系が刺激されます。気持ちに余裕ができるため良いアイデアが浮かぶこともあります。
3.趣味を楽しんだり家族やペットとの時間を持ちましょう。
スポーツや映画鑑賞などの趣味や興味のあることを楽しむオフや家族とゆっくり過ごす時間は、充実度が高くなります。
4.たまにはスペシャルな予定を入れましょう。
旅行等、目標となるオフがあればオンも頑張れます。好きなことに積極的に取り込む事で、逆に仕事のパフォーマンスが上がることがあります。
参考になる本
ハーバード、スタンフォード、ケンブリッジが効果実証 超ストレス解消法…他
打たれ強い人の7つの特徴
打たれ強い人には以下の特徴があります。特徴をまねることで、打たれ強くなれます。
・他人の意見に流されない
・失敗を気にしない
・鈍感である可能性がある
・思考が前向きであり、1つの物事にとらわれない
・人生の優先順位が決まっている
・守りたい大切な人がいる
・諦めることが全くない