動体視力がスポーツの勝利に導く!動体視力トレーニング法
目のゴールデンエイジは5歳から
視覚の発達に大きく影響するのが幼少期の外遊びです。
子供のときに広い屋外で遠くの物や近くの物など距離の変化がある物を見ないと、視力のピークが早まってしまいます。
広い屋外を走り回って遊ぶ事で自然に様々な距離の変化を経験し、水晶体の調節機能も強化されます。
スポーツと視覚能力の関係性
下記の図の通り、視覚能力が高い人ほど競技レベルが高いことがわかります。
スポーツできる子に育てたいなら、動体視力を鍛えましょう。
A:レギュラー・スタメンとして活躍しているトップ選手
B:交代要員として起用されることの多い選手
C:ベンチウォーマーになることの多い選手
スポーツのパフォーマンスは8つの視機能の総合力で決まります。
視機能を高めるビジュアルトレーニング
視機能のメカニズムは2つ
1.認知力を高める
物をみる時間や量に負荷をかけ、瞬間的に多くの情報を認知する能力を養う。
2.眼球運動の向上
視覚に速度の負荷をかけ、眼球を動かす外眼筋の運動をスムーズ且つ正確にする。眼球のコントロール能力を高め、視線を動かすスピードと正確さを養う。
1普段経験するよりも速いボールを打つ
2いくつかの目標間を出来るだけ速く視線を移動させる。
3予測しづらい動き(虫など)を目で追う
視機能をアップする3つのポイント
1.視力矯正
2.速い物を見る習慣をつける
3.見た物を具体的な数値に置き換える
1.認知力を高めるトレーニング法
瞬間視
1.A4サイズ以上の紙に縦横20cm程度の正方形を書き9マスに分けてその中に○×△などのマークを入れる。
2.パートナーにその紙を持ってもらい、1mくらい離れる。
3.厚紙等で自分の目を隠し、それを一瞬外してマス目を見る。一瞬見ただけでどこに何の記号があるか当てる。応用編で数字を入れたり、走りながら瞬間的に見る等動きを加えると良い。
頭で考えずに見えたままを素直に覚える。
KVA動体視力
ボールに数字やマークをつけてキャッチボールを行い、投げられたボールのマークを読む。また数字やマークをつけたピンポン玉でラリーを行えば、目標が小さくなり難易度がアップする。1人で行う場合は、壁に投げ込み返ってくるボールのマークを読む。マークをしっかり読み取る事が目的なので、回転がわかる程度の速度で行う事。
回転がわかる速度で行う。
2.眼球運動を向上させるトレーニング法
眼球運動1
ホワイトボードに数字をマグネットに貼り付け、1から順番に確実に読み取る。数字の配列を変える等、変化をつけるとより効果的だ。カレンダーでも代用できる。カレンダーを代用する場合は、日付を1日おき、あるいは土日だけ読む。
顔は動かさず、目の動きだけでできるだけ早く読み取る。
眼球運動2
数字の配列をランダムにし、1から順番に読み取る。カレンダーで応用する場合は縦に読む。斜めに読む等様々な動きを取り入れよう。
上下左右の動きをランダムに加える
目と手の協応動作
1.グラウンドに4~5色のパネルを置いて、パートナーも同じパネルを持つ。
2.ランニングの途中でパートナーにその中の一つを上げてもらい、指示された色のパネルにダッシュする。
見た物への反応速度を高める事が目的なので、手以外の部位を使っても良い。
動体視力トレーニングの道具
世界初の子供向け動体視力トレーニングメガネ発売
液晶レンズのON/OFFによる点滅で視野を断続的に遮断し、敢えて見難くくすることで動体視力などスポーツで必要な視覚能力を鍛え、判断力や敏捷性を向上します。
パンチングボール
使い方は簡単!頭からぶら下がったボールを打つべし
お家でできるビジョントレーニング教本
参考になります!