こどもの身長を伸ばす方法(3歳に必要な栄養とは)
子供の身長を伸ばすために必要なこと
子供の身長は高くしてあげたいですよね。
身長1インチ(2.54cm)につき年収が平均800ドル(87000円)高まるという研究データもあります。
身長を伸ばすために必要なことをお話しします。
身長を伸ばす上で最も重要なのが、必要な栄養がとれているかです。
1.必要な栄養
3歳で必要な栄養(厚生労働省が出している数値)
● エネルギー 1300カロリー/日
● タンパク質 25g/日
● カルシウム 600mg/日
● マグネシウム 100mg/日
● 亜鉛 4mg/日
● ビタミンD 2.5ug/日
特に、タンパク質とカルシウムに関しては、意識しないと達成が難しいです。
2.スーパーでの選び方
牛乳
平均身長の高い国は牛乳の摂取量が高いです。(日本人の3倍近く飲んでいます。)
タンパク質が多いものを選んでください。(200mlあたり3gのものから7gのものまで幅広くあります)
ジャガイモ、チーズ
平均身長の高いオランダはじゃがいも・チーズの摂取量が特に多いです。じゃがいも・チーズには身長に欠かせない栄養素が凝縮されています。じゃがいもにはマグネシウムが豊富に含まれており、チーズにはタンパク質やカルシウムが豊富に含まれております。
保存も効くのでストックしておきましょう。
卵
小さな子どもには卵が効果的という事が研究で証明されています。
83人の乳児(6から9カ月)の母親を対象に、通常の食事に加えて1日1個の卵を食べてもらう実験をした所、卵を食べた母親の子どもは、発育不全の発症率が47%低いという結果が出ました。
毎日食べられるように多めに買いましょう。
プリン
焼きプリンを選んでください。タンパク質が多いものを選んでください。(「OHAYO新鮮卵のこんがり焼きプリン」は1個で6.5g入ってます)
アイス
氷菓子は駄目です。牛乳がたっぷり使われたバニラ味を選んでください。
3.栄養補助食品
普通の食事では必要な栄養を摂取するのは難しいです。
セノビック(バナナ味)
セノビックは栄養機能食品です。
歯や骨の形成に欠かせないカルシウム、
カルシウムの吸収を促進するビタミンD、
赤血球をつくるのに欠かせない鉄分
を含有しています。
さらに、
成長期に大切な栄養素を含んだ卵黄ペプチドもプラスしています。
夜お風呂上りに牛乳に混ぜて1杯飲ませてください。
アルギニン
身長を伸ばすために必要不可欠な成長ホルモンは数多のアミノ酸が連なり構成されています。そして、そのアミノ酸の代表格がアルギニンです。アルギニンは成長ホルモンを構成する材料であるだけでなく、成長ホルモンの分泌に深く関わりがある事で知られています。
ガッツギア
子供はゼリー飲料が大好きです。Quuをよく飲みたがりますが背を伸ばすための栄養がほとんどないので、ガッツギアを飲ませてください。
ジュニアプロテイン
ジュニア用プロテインは、たんぱく質、カルシウム、ビタミン、ミネラルなどが多く配合されており、栄養素が完璧なプロテインです。栄養素の配合が完璧なため、日々の食事で不足している栄養素を補うのにも最適です。
ジュニアプロテインを飲んでくれればよいですが、好き嫌いが激しいです。うちの子供はジュニアプロテインはあまり飲みませんでした。なお、プロテイン飲むと成長が止まるというのはウソですので、安心してあげてください。
遺伝的なものもありますが、毎日必要な栄養を取っていけば、周りの子よりも必ず大きくなりますよ。一緒に頑張って続けましょう!
太らせる事は違う
必要な栄養を取ることは大事ですが、脂質は取りすぎは注意してください。肥満している人と肥満していない人では成長ホルモンの分泌が大幅に違います。
チョコレート等の甘いお菓子ばかり食べすぎないように気を付けましょう。
おまけ:運動と身長の関係
身長には運動もとても影響します。適度な運動をすることで、成長ホルモンの分泌量が増えます。(運動した日は成長ホルモンの分泌量が1.5倍くらい高くなります。)
家に閉じこもってばかりいないで、公園にでかけましょう。
おまけ:身長のウソ、ホント
寝る子は育つ?
【ホント】成長ホルモンは主として睡眠中に分泌されます。
筋肉をつけると身長が止まる?
【ウソ】思春期が終わると身長の伸びが止まり始めます。そのころから筋肉がつき始めます。筋肉がついたから身長が止まるのではなくて、思春期が終わりに近づくと筋肉がつき始め、身長が止まってくるのです。ただし、十分な睡眠や栄養を取らずに激しい筋トレを行うと身長は伸び悩みます。
ぶら下がりは身長伸びる?
【ウソ】骨と骨の間にある軟骨組織が一時的に伸びたとしてもすぐに戻ります。身長が伸びることはありません。
夜10時にホルモンでる?
【ウソ】成長ホルモンの分泌に時間は関係ありません。成長ホルモンは睡眠が深くなると分泌されますので、昼間でも成長ホルモンは分泌されています。